川西市からお越しのお客様のマセラティグラントゥーリズモのガラスコーティングのご紹介
まずは洗浄しながらボディチェックを行いつつ、固着した水垢、鉄粉などを溶剤や粘土をしようして完全除去します。
軽度のイオンデポジットなら溶剤でそこそこ落とせるのですが、ここまで酷いとこの後の研磨工程で磨き消すしか方法はありません。
今回の研磨工程は、初期研磨⇒中間研磨⇒仕上げ研磨と３工程の磨きとなりました。このレベルのダメージだと初めの初期研磨にかなりの時間が必要と当店は考えます。シングルポリッシャーで圧をかけて磨きまくります…汗 ざっとこの初期研磨だけで１５時間ほど掛かってしましました…。削っても削っても消えないウォータースポット…。正直どこまで研磨するかは施工者次第ではありますが、当然のことながら削るという事はそれなりのリスクもありまして、何度も繰り返し磨き続けるという事はそれだけクリアーが薄くなっていくという事になります。コーティングの目的はあくまでも塗装の保護ですのでその保護する塗装面が薄くなってしまうというのは非常にリスクを負う事となるので、当店は作業に入る前にどこまでやるかとかお客様の意向を聞きつつ入念に打ち合わせした上で施工に入っております。
研磨作業が終わると一旦脱脂作業に入ります。当店はIPAなどアルコール脱脂も行う場合もありますが、基本的には洗浄で脱脂しております。すべて水性コンパウンドで磨いてはいますが、水性だからと言っても中には溶剤も含まれているためここの脱脂作業を怠るとコーティングの密着に影響がでると考えます。
今回施工したのはエシュロンNANO-FILでした。確かな膜厚とじっと見とれてしまうほどの光沢感が当店もおススメいたしております＾＾